PULOG

人生を豊かにしたいWebライターが情報を発信するブログです。

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【体験談】スタートアップへの就職って実際どう?決めた理由やメリデメを正直に伝えます

※ 当ブログにはプロモーションが含まれています

【体験談】スタートアップへの就職って実際どう?決めた理由やメリデメを正直に伝えます

「安定した大企業で働きたい」と思いつつ、スタートアップで挑戦するのも魅力的と感じている人も多いですよね。

スタートアップ企業への就職には、大企業にはないメリットがたくさんありますが、同時に不安要素もつきものです。

本記事では、実際にスタートアップ企業に就職し4年働いた私が、スタートアップ就職の魅力と現実を徹底解説します。

スタートアップ企業とは?

スタートアップ企業とは、新しいビジネスモデルやアイデアを基に、短期間で急成長を目指す若い企業のことを指します。一般的に、設立から10年以内で、従業員数が100人未満の企業がスタートアップに分類されます。

スタートアップの最大の特徴は、イノベーションを追求し、未知の領域に挑戦することです。大企業が安定性や効率性を重視するのに対し、スタートアップは革新的なアイデアを武器に、スピード感を持って事業を展開します。また、少数精鋭のチームで運営されるため、個人の裁量権が大きく、自由度の高い働き方ができるのも魅力の一つです。

スタートアップは、新しい技術やサービスを生み出すことで、社会に大きなインパクトを与えるポテンシャルを秘めています。大企業には真似できないスピード感とダイナミズムで、時代の最先端を行くのがスタートアップなのです。

スタートアップ就職に迷う理由を紐解こう

多くの学生や転職者がスタートアップ企業への就職に迷う理由は、いくつか挙げられます。

まず、スタートアップに対する印象として、「リスクが高い」「経営が不安定」といったイメージを持つ人が少なくありません。実際、スタートアップは大企業に比べて倒産のリスクが高く、事業の継続性に不安を感じる人もいるでしょう。

また、スタートアップでのキャリアパスが不明瞭なことも、就職を迷う要因の一つです。大企業では、入社後の研修制度や昇進ルートが整備されているのに対し、スタートアップでは個人の裁量に任される部分が大きく、キャリアの見通しを立てにくいと感じる人もいます。

さらに、日本の就職事情が大企業志向に偏っていることも、スタートアップ就職への障壁となっています。安定性や社会的信用を重視する風潮が根強い中、「スタートアップに就職すると、将来大企業に転職しにくいのでは?」という不安を抱く人は多いのです。

このように、スタートアップ特有の不確実性や、日本の就職事情がスタートアップ就職を迷う理由となっていると思います。

スタートアップで働くメリット

スタートアップへの就職は、次のようなメリットがあると考えます。

キャリアの早期成長を実現できる

スタートアップでは、従業員一人一人に多くの責任が与えられます。これにより、短期間で多くのスキルや知識を習得することができ、キャリアの早期成長が期待できます。

柔軟な働き方とライフワークバランス

多くのスタートアップは、リモートワークやフレックス制度など、柔軟な働き方を取り入れています。これにより、仕事とプライベートのバランスを保ちやすくなります。

イノベーションの最前線で働く経験

スタートアップでは、新しい技術やビジネスモデルに触れる機会が多く、常にイノベーションの最前線で働くことができます。この経験は、将来的に大きな財産となります。

自分の仕事が企業に与える影響力を実感

少人数の組織であるため、自分の仕事が企業の成長に直接影響を与えることを実感できます。これが働くモチベーションにも繋がります。

スタートアップで働くデメリット

一方で、スタートアップへの就職は次のようなデメリットがあります。

雇用の不安定さとその対策

スタートアップは成長過程にあり、経営が安定していないことが多いです。そのため、雇用が不安定な場合もあります。事前に企業の財務状況を確認し、自身のスキルを高めることで、リスクを軽減することが重要です。

長時間労働とストレス管理

スタートアップでは、プロジェクトの成功に向けて長時間労働が求められることがあります。ストレス管理や休息をしっかりと取ることが重要です。

給与や福利厚生の不安定さ

スタートアップは、初期段階では給与や福利厚生が大企業に比べて劣ることがあります。この点については、自身の成長や将来的なリターンを見据えて考える必要があります。

スタートアップ企業が抱える資金調達や経営リスク

スタートアップは資金調達や経営のリスクが常に存在します。企業のビジネスモデルや市場のポテンシャルをしっかりと見極めることが重要です。

スタートアップ就職の適性チェック

スタートアップ企業で活躍するには、特有の資質や適性が求められます。自分がスタートアップ向きかどうか、以下の点をチェックしてみましょう。

自律性と主体性

自律性と主体性は、スタートアップで働く上で欠かせない資質です。与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら考え、行動することが求められます。自発的に課題を見つけ、解決策を提案し、実行に移せる人材が求められているのです。また、自分の意見を積極的に発信し、他のメンバーと建設的な議論ができることも重要です。

柔軟性と強靭なメンタル

柔軟性とメンタルも、スタートアップで活躍するための重要な適性です。スタートアップは常に変化し続ける環境にあるため、変化を恐れずに受け入れ、むしろそれを楽しめる柔軟性が必要不可欠です。また、予想外の事態に直面した際にも、臨機応変に対応し、解決策を見出せる力が求められます。さらに、失敗を恐れずにチャレンジし、たとえ失敗してもすぐに立ち直り、その経験を次に活かせるメンタルを持つことが大切です。

多様なスキルセットと学習意欲

多様なスキルと学習意欲も、スタートアップで活躍するための重要な要素です。スタートアップでは、専門性だけでなく、幅広い知識やスキルが求められることが多いです。マーケティングやセールス、財務、人事など、様々な分野の知識を持ち、必要に応じてそれらを活用できる人材が重宝されます。また、未知の分野にも興味を持ち、果敢に挑戦する姿勢も大切です。常に新しいことを学ぼうとする向上心を持ち、自己投資を惜しまない人がスタートアップで成長できるのです。

スタートアップの理念への共感

スタートアップマインドを持っているかどうかも重要なポイントです。スピード感を持って行動し、限られたリソースを最大限に活用して成果を出せる人材がスタートアップでは求められます。また、スタートアップの理念やビジョンに共感し、その実現に向けて情熱を持って取り組める人は、スタートアップと相性が良いと言えるでしょう。

自分に合ったスタートアップ企業選びのポイント

スタートアップ企業への就職で失敗しない第一歩として大事なのは、自分にあった就職先を見つけることです。

では、自分に合ったスタートアップ企業を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。

ここではスタートアップ企業選びのポイントを紹介します。

事業内容と市場ポテンシャル

  • 自分が興味を持てる事業領域かどうか確認しよう
  • 市場の成長性や将来性を調べ、事業の可能性を見極めよう
  • 競合他社の状況を把握し、その中での企業の強みを理解しよう

スタートアップ企業を選ぶ際は、まず事業内容に注目しましょう。自分が情熱を持って取り組めるプロダクトやサービスを提供している企業であるかどうかを確認することが大切です。

また、その事業領域の市場規模や成長性、将来的な可能性を調べることも重要です。競合他社の動向を把握し、その中で選びたい企業がどのような強みを持っているのかを理解しておくことも、企業選びには欠かせません。

経営陣のビジョンとバックグラウンド

  • 経営陣のビジョンに共感できるか確かめよう
  • 経営陣の経歴や実績を調べ、信頼できるかどうか判断しよう
  • 経営陣との直接の面談機会があれば、積極的に参加しよう

スタートアップ企業の成長を左右するのは、経営陣の力量とビジョンです。経営陣が描く事業の将来像に共感できるかどうかは、企業選びの大きなポイントとなります。

また、経営陣がこれまでにどのような経歴を歩み、どんな実績を上げてきたのかを調べることも大切です。信頼できる経営陣かどうかを見極めることが、スタートアップ企業選びには欠かせません。さらに、説明会や面接などで経営陣と直接話せる機会があれば、積極的に参加し、その人となりを知ることも重要です。

資金調達状況と財務健全性

  • 企業の資金調達状況を確認し、事業の安定性を見極めよう
  • 財務諸表を閲覧できる場合は、財務の健全性をチェックしよう
  • 投資家の顔ぶれを調べ、事業への期待度を推し量ろう

スタートアップ企業は、事業の成長に必要な資金を外部から調達することが一般的です。企業がどのような資金調達を行っているのか、調達額や調達先を確認することで、事業の安定性を見極めることができます。また、財務諸表が公開されている場合は、財務の健全性をチェックすることも重要です。

さらに、企業がどのような投資家から出資を受けているのかを調べることで、事業への期待度を推し量ることもできるでしょう。

企業カルチャーとチームとの相性

  • 企業の価値観やミッションに共感できるか確認しよう
  • チームのコミュニケーションスタイルが自分に合っているか見極めよう
  • 働く環境や福利厚生が自分のニーズに合っているかチェックしよう

スタートアップ企業で働く上で、企業カルチャーとチームとの相性は非常に重要です。企業の価値観やミッションに共感できるかどうかは、長く働く上で欠かせないポイントです。

また、チームのコミュニケーションスタイルが自分に合っているかどうかも、働きやすさを左右します。職場の雰囲気やメンバーとの相性を見極めることが大切です。さらに、福利厚生など、働く環境が自分のニーズに合っているかどうかもチェックしておきましょう。

スタートアップ就職の体験談

私は大企業からスタートアップ企業に転職し、約4年半勤務しました。

結論から言えば、スタートアップ企業に就職してよかったと思います。ただし、良いことばかりではなく、後悔したこともたくさんあるし、大企業との違いを感じて疲弊したこともあります。

良かったと言えるのは、自分の今のキャリアを切り開くきっかけになったことと、スタートアップ企業でしかできない経験を積んだことでキャリア目標ができたからという理由からです。

私のスタートアップ企業での働き方については、こちらの記事で紹介しています。

puputy.com

【持論】新卒でスタートアップはやめとけ!

実際にスタートアップ企業に就職した私の持論として、新卒ではスタートアップ就職はやめておけ!があります。身内にも「新卒でベンチャー企業には絶対に行くな」と本当に強く伝えています。

私の経験を踏まえ、新卒の皆さんにスタートアップ就職について注意点を伝えたいと思います。

puputy.com

不安定な環境で育てられない

スタートアップは、事業基盤が不安定で、常に変化し続ける環境にあります。新卒として入社したものの、体系的な教育制度やメンター制度がないため、十分な指導を受けられないままの可能性が高いです。実際に私が勤務していたスタートアップ企業にも、研修制度やマニュアルはなく、現場で覚えるしかありませんでした。

これは初めて社会人として働く新卒にはかなりきついと思います。新卒の内は、じっくりと自分を育ててくれる安定した環境で働くことが大切だと、大企業とスタートアップ企業を経験した今は強く思います。

スキルアップの機会が限られる

スタートアップでは、人手不足でとにかく「今できること」が優先されます。私は入社当初から、専門外の業務に追われる毎日で、自分のスキルアップの機会がほとんどありませんでした。がそれが役立った部分もあります。新卒の内は、自分の専門性を高め、じっくりとスキルを身につける時期です。スタートアップでは、自分の市場価値を高めるためのスキルアップが難しいと感じました。

キャリアパスが見えない

スタートアップは、ポジションや役割が不明確なことが多く、キャリアパスが見えづらいのが現状です。私も、自分のキャリアをどう築いていけばいいのかわからず、不安を感じる日々でした。新卒であれば、自分の目標になる先輩がいないのはかなり不安です。新卒の内は、自分のキャリアビジョンを明確にし、着実にステップアップできる環境が理想的です。スタートアップでは、自分のキャリアを描きづらいと感じました。

メンタルヘルスのリスクが高い

スタートアップは、少人数で事業を行うため、一人ひとりの責任が重く、プレッシャーも大きいです。私も、休みなく働き続ける中で、徐々に心身ともに疲弊していきました。社会人経験があったからこそ乗り越えられましたが、働き始めたばかりの新卒であれば辛かったと思います。新卒の内は、心身ともに健康に働ける環境を選ぶことが大切です。

リスクを冒すには早すぎる

新卒でスタートアップに飛び込むことは、大きなリスクを背負うことになります。事業が軌道に乗らず、倒産するリスクもゼロではありません。社会人としてのスタートを切る新卒の内は、安定したキャリアを積むことが賢明だと今は思います。

もちろん、スタートアップで成功する新卒もいるでしょう。しかし、大多数の新卒にとって、スタートアップは「リスクが高すぎる選択」だと言えます。

新卒の内は、自分を育て、スキルを身につけ、キャリアビジョンを描ける安定した環境で働くことをおすすめします。その上で、自分の適性とリスク許容度をよく見極めてから、スタートアップへの就職を検討するのが賢明だと思います。

【持論】転職者はスタートアップがおすすめ

一方で、転職を考えている方には、ぜひスタートアップ企業をおすすめしたいと思います。私自身、大手企業からスタートアップに転職した経験から、スタートアップが転職者にとって魅力的な選択肢であると感じています。

裁量権が大きく、自分の力を存分に発揮できる

スタートアップでは、一人ひとりの裁量権が大きく、自分の力を存分に発揮できる環境があります。私は前職では、既存の業務プロセスに縛られ、自分のアイデアを実現する機会があまりありませんでした。しかし、スタートアップに転職してからは、自分の提案が事業に直接反映される喜びを感じながら、やりがいを持って働くことができています。

スピード感のある環境で成長できる

スタートアップは、変化のスピードが速く、常に新しいチャレンジがある環境です。私は前職では、意思決定のプロセスが長く、なかなか物事が進まない frustration を感じていました。しかし、スタートアップでは、トライ&エラーを繰り返しながら、短期間で自分自身の成長を実感できています。スピード感のある環境で働くことで、自分の可能性を引き出せると感じています。

幅広いスキルを身につけられる

スタートアップでは、人員が限られている分、一人ひとりが幅広い業務を担当します。私も、前職では専門性に特化していましたが、スタートアップでは営業からマーケティング、企画まで、様々な業務に携わる機会があります。これにより、自分の専門外のスキルを身につけることができ、市場価値を高められると実感しています。

事業の成長に直接貢献できる

スタートアップでは、一人ひとりの仕事が事業の成長に直結します。私は、自分の働きが会社の成長に直接貢献できることに、大きなやりがいを感じています。前職では、自分の仕事が会社全体にどう影響しているのか実感しづらかったのですが、スタートアップでは自分の働きが目に見える形で結果に表れるので、モチベーションを高く保てます。

ベンチャーマインドあふれる仲間と出会える

スタートアップには、ベンチャーマインドあふれる仲間が集まっています。私は、志の高い仲間と切磋琢磨しながら働くことで、自分自身も高い目標に挑戦する意欲が湧いてきました。前職では、どちらかというと守りの姿勢の社員が多かったのですが、スタートアップでは常に挑戦する姿勢の仲間に囲まれ、刺激を受ける日々です。

以上が、転職者におすすめしたいスタートアップ就職の魅力です。スタートアップで働くことで、自分の可能性を広げ、キャリアアップを実現できると私は感じています。
もちろん、スタートアップには「リスク」もあります。事業が軌道に乗らないリスクや、働き方へのなじみづらさなどです。しかし、そのリスクを上回るリターンを得られる可能性が、スタートアップにはあると私は考えています。

転職を機に、自分のキャリアを大きく成長させたいと考えている方は、ぜひスタートアップへ!

理想のスタートアップ企業を探せる!

↓私が使ったおすすめ転職サイト↓

スタートアップ就職は慎重に検討しよう

スタートアップ就職は、学生にとって実践的なスキルを身につける絶好の機会であり、転職者にとっては新しいキャリアパスを開くチャンスです。一方で、不安定な環境やキャリアパスの不明確さなどの挑戦も伴います。自分のキャリア目標やライフスタイルに合った選択をするために、メリットとデメリットを理解することが重要です。
成功するためには、自分自身のスキルアップや情報収集に加え、柔軟な思考とチャレンジ精神を持つことが求められます。スタートアップのダイナミックな環境に対応するための心構えを持ち、適切な準備を行うことで、スタートアップ就職で自分らしいキャリアを築いていきましょう。