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新卒でベンチャーはやめとけ?経験者が就活生に教えるデメリットと向いている人の特徴

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新卒でベンチャー企業はやめとけと言われる理由を経験者が語る

結論から言えば、私は新卒でベンチャー企業に入ることをおすすめしません。

ベンチャー企業を選ぶ就活生がいたら「やめとけ」「考え直して」と伝えると思います。

これは、私がベンチャー企業で働いている経験からくるものです。今回は、ベンチャー経験者の私が、就活中の学生さんに伝えたいベンチャー企業の実態を紹介します。

経験者が語るベンチャー企業!

ベンチャー企業とは?

まずは、ベンチャー企業での働き方について、実際にベンチャー企業で働く私が解説します。

私は新卒では大企業に就職し、1年半程度で退職、その後ベンチャー企業に転職しました。

この経験を踏まえて、一般的な企業(大企業や中小企業)とベンチャー企業の違いを中心に伝えていきます。

そもそもベンチャー企業ってどんなところ?

ベンチャー企業は、新しいアイデアや技術をもとに立ち上がった成長中の会社です。通常、革新的な商品やサービスを市場に提供することで成長を目指しています。

ベンチャー企業は革新性や挑戦を重視し、従来の大手企業とは異なる柔軟性を持ちます。リスクもありますが、それを乗り越えることで大きな成果を得られる可能性があります。

この環境では新しいことに挑戦したり、自分のアイデアを実現したりする機会が多く、個々の能力やアイデアが会社の成長に大きく貢献します。

日本国内の有名なベンチャー企業といえば、次のような企業があります。

  • Mercari(メルカリ):中古品のフリマアプリとしてスタートし、急速な成長を遂げた企業です。
  • Origami(オリガミ):クレジットカード決済のスマートな解決策を提供し、ユーザーの支払い体験を改善しています。
  • Paidy(ペイディ):オンラインでの支払い手続きを簡素化するサービスを提供し、ユーザーの利便性を向上させています。
  • Wantedly(ウォンテッドリー):企業と人材をつなぐプラットフォームを提供し、ユニークな採用手法を導入しています。

ただし、上記のベンチャー企業はあくまで有名どころ。国内にはより規模が小さいベンチャー企業が数え切れないぐらいあります。

ベンチャー企業の働き方

私がベンチャー企業で働いてみて実感した特徴は、まず、自由な雰囲気で新しいアイデアを提案しやすいころです。大企業と違って、チームで意見を出し合ってすぐに試せるのがいいところだと思います。

私が働くベンチャー企業は、上司と部下の距離が近く、いわゆる風通しの良い職場です。なので、自分の意見を言いやすく取り入れてもらいやすい特徴があります。

また、自分で考えて動くシーンがとても多いです。正直いうと、大企業では上司の言う通りの仕事をしていればOKでした。しかし、ベンチャー企業では難しいけどやりがいのある仕事も多い印象です。

ただし、社員の人数が少ないなどリソースが限られているから、プレッシャーやリスクもあります。他にも、プライベートを犠牲にして働くような人もベンチャー企業には多いです。(私はそうではありませんが、、、)

柔軟な働き方で自分の成長をサポートしてくれるので、新しいことにチャレンジするのが好きな人には、ベンチャー企業はすごく刺激的な場所です。

あとは、髪色・服装・ネイルが自由など、規定が緩めの企業も多い印象です。実は私はこの自由さもベンチャー企業を気に入っている要因です。社会人になってまで、髪色などに規定があるのって、ストレスだし疲れます。

ベンチャー企業は長く働く場所ではない

個人の意見として、ベンチャー企業は10年20年と勤続する場所ではないと思います。上場を目指してそのベンチャー企業に居座り続けるという人もいますが、多くの人がステップアップのための踏み台として転職しています。

なので、一生働く企業を新卒の時点で探す人は、ベンチャー企業は避けるのが無難です。

なぜ新卒でベンチャー企業はやめとけと言われるの?

なぜ新卒でベンチャー企業はやめとけと言われるの?

就活をしていると、ベンチャー企業を選ぶのは「やめとけ」と言われるシーンがあるのではないでしょうか。

結論から言うと、新卒にとってベンチャー企業は辛い、しんどい場所になる可能性がかなり高いからです。

その理由を以下で紹介します。

新卒社員が成長できる環境が整っていない

多くのベンチャー企業は、中途採用で即戦力の人員を補充しながら事業を成長させています。

そのため、新卒社員を受け入れた経験が少ないベンチャー企業も多く、新卒社員つまり未経験者をゼロから育てる環境が整っていない可能性があります。

具体的にいえば、仕事を教えてもらえない、マニュアルがない、けどやらなければいけない仕事がたくさんある、という状況になってしまいます。

これは、社会人になりたての新卒社員にとってはかなり辛い環境だと思います。

実際に私は職種未経験の状態でベンチャー企業に入りましたが、かなりしんどかったし辛かったです。(今だから言える話。)

変化の多さ

ベンチャー企業は市場変化に敏感で、企業方針やプロジェクトが急速に変わることがあります。

昨日やっていたことを中断して、新しいことをやる。こんなことはよくあります。

新卒の社員だからという立場は関係なく、常に新しい状況に適応しなければならないため、ストレスを感じることもあるかもしれません。

キャリアの不透明さ

大手企業ほど明確なキャリアパスが用意されていないことがあります。大企業であれば、勤続年数によってキャリアパスが用意されていることがありますが、ベンチャー企業にはありません。

ベンチャー企業で働く人は、勤続年数が少なかったり、企業を点々と転職しながら働いていることもあり、キャリアのお手本にすべき上司がいない可能性があります。

たとえば、そのベンチャー企業で10年後どうなりたいか考えたときに、お手本にできる10年先輩がいない可能性があります。

また、新卒社員は自らのキャリアを築くために積極的に自己成長やスキル獲得を求められることがあります。

リソースが限られている

ベンチャー企業は成長中の企業であるため、限られた人数で仕事を回して、利益を出していることが多いです。

そのため、少ない人数でたくさんの仕事をすることになり、結果的に忙しい可能性があります。ワークライフバランスが難しい場合や、長時間労働も覚悟しなければいけません。

待遇や福利厚生の充実度が低い

給与や福利厚生が大企業ほど充実していないことが一般的です。

年次有給休暇や保険制度、退職金など、福利厚生の面で大企業ほど整備されていないことがあります。

また、ベンチャー企業は給与水準も大手企業より低いことがあります。

新卒でベンチャー企業に入るメリットも!

新卒でベンチャー企業に入るメリットも!

新卒でベンチャー企業はやめとけと言われるものの、ベンチャー企業はデメリットばかりではありません。

実際私はベンチャー企業で働いていますし、もし、私が新卒でベンチャー企業に入っていたらどうだっただろう...?と思うこともありました。

私は、新卒がベンチャー企業に入るメリットがあるとしたら、成長やスキルアップだと思います。

ベンチャー企業は、大手企業よりも仕事の幅が広く、新卒社員は様々な業務に携わる機会があります。経験を積むことで幅広いスキルを身につけられるメリットがあります。

これらのメリットを享受しながら、自己成長やキャリアの発展を求める新卒社員にとって、ベンチャー企業でのキャリアスタートは魅力的な選択肢になるでしょう。

ベンチャー企業に向いている人の特徴

ベンチャー企業に向いている人の特徴

新卒でベンチャー企業を選びたい!という人に向けて、ベンチャー企業に向いている人の特徴を紹介します。

ここで紹介する特徴がある人は、ベンチャー企業での仕事を楽しんでいる印象があります。今はそうでなくても、入社までに身につけると良いかもしれません。

柔軟さと変化に対応できる力がある

ベンチャー企業では状況が急激に変わることがよくあります。例えば、プロジェクトの方針が急に変わることもあります。そんな時、柔軟な考え方で新しい状況に対応できる人が向いています。変化を受け入れ、自分の働き方を柔軟に変えることが求められます。

自分の考えを言える勇気と責任感がある

ベンチャー企業では、新しいアイデアを出すことや自分の意見をはっきりと言うことが大切です。自分の考えを堂々と表現できる人が求められます。

また、積極的に新しい仕事を引き受け、責任感を持って進めることも重要です。自分から動ける人がベンチャー企業に合っています。

新しいアイデアを考える能力と興味がある

ベンチャー企業では常に新しいアイデアや革新的な方法が求められます。

常に新しい解決策を模索することが求められるので、新しいアイデアを出すことに抵抗がなく、自分から考えることに興味を持っている人が向いています。

チームワークと協調性がある

ベンチャー企業では少数精鋭のチームで仕事を進めることが多いです。そのため、他の人と協力して、助け合いながら働けることが大事です。

意見を出し合ったり、チームで目標に向かって進むことが重要です。他の人とのコミュニケーションや協力が得意な人がベンチャー企業で活躍しやすいです。

新卒で入るベンチャー企業を選ぶときのポイントは?

新卒で入るベンチャー企業を選ぶときのポイントは?

新卒で入る会社としてベンチャー企業を選ぶ場合、次のポイントを見ておきましょう。

これは実体験からの警告ですが、一般的な企業よりも念入りに隅々まで見ておきましょう!

これは大企業にも言えることですが、少しでも違和感があれば、採用担当者に気になることを聞いて解消してください。解消できない企業への入社はおすすめしません。

企業の成長性とビジョン

ベンチャー企業の成長性と将来のビジョンを確認することが重要です。企業の方向性や目標に共感できるか、そしてその企業がどのように成長を見込んでいるかを理解することが大切です。

「何をしている会社か」「何を目指している会社か」「将来どうなろうとしている会社か」を確認しましょう。

社風や文化

ベンチャー企業は独自の社風や文化を持っています。自分の価値観や仕事に対する姿勢と合致しているか、社内の雰囲気や風土をリサーチすることが大切です。

私が確認したのは、飲み会の多さです。私は飲み会が苦手なので、そこを真っ先に確認しました。飲み会は少なめ、そして確認したときに嫌な顔をされなかったというところで入社を決めました。

仕事内容と自己成長の機会

新卒で入社した際の仕事内容はポジションを確認しましょう。

ベンチャー企業は部署などがはっきりしていない場合もあり、いくつかの業務を兼務することもあります。こんな仕事だと思わなかった、こんなはずじゃなかった、とならないようにしましょう。

また、ベンチャー企業のメリットは自己成長の機会が多いことです。新しいことを学び、成長できる環境かどうかも重要です。

リスクと安定性のバランス

ベンチャー企業は成長段階にあるため、リスクを伴うことがあります。安定性とリスクをバランスさせ、自分のライフスタイルやキャリアに合った選択をすることが大切です。

これらのポイントを踏まえつつ、自分の価値観やキャリアの方向性に合ったベンチャー企業を選択すると良いでしょう。

ワークライフバランスと福利厚生

ベンチャー企業のワークライフバランスや福利厚生も考慮すべき点です。大手企業と比べて、残業や仕事量、休暇などが異なることがあります。自分のライフスタイルや働く環境に合わせた選択をすることが重要です。

取引先や市場環境

ベンチャー企業が取引しているパートナーや市場環境も重要です。取引先や市場の状況が企業の安定性や成長性に大きな影響を与えることがあります。業界全体の動向を把握し、企業のポジショニングを見極めることが役立ちます。

新卒ではやめるのがベター!でも成長を求める人にはベンチャーもあり!

新卒でベンチャー企業に入るのはリスクがあるけど、デメリットを理解した上で選ぶなら、注意深く企業を選ぶことが大切です。成長性や企業文化、ビジョンなどをよく考えて、自分に合ったベンチャー企業を見つけましょう。

私は新卒でのベンチャー企業はやめとけ派ですが、若いうちの自分の成長を求める人や、一つの企業で長く働くつもりがない人にはおすすめします。