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スタートアップ企業に転職するメリデメは?経験者の私が感じた後悔や注意点

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スタートアップ企業に転職するメリデメを経験者が解説

大企業や中小企業からスタートアップへの転職を考えている人は、どこか不安な気持ちが拭えないのではないでしょうか。

今より規模の小さい企業への転職は誰でも不安ですし、ましてやスタートアップとなれば、不安はつきものです。

そこで本記事では、大企業からスタートアップに転職した経験がある筆者が、実際の体験を元に、スタートアップ企業に転職するメリットやデメリット、経験者が語る注意点について紹介します。

経験者が語る!スタートアップ企業への転職のリアル

スタートアップ企業への転職体験談

最初に、簡単に筆者の経歴を紹介します。

新卒で金融関係の大企業に就職

1年半程度で転職しWeb関係のスタートアップに飛び込む

5年ほどライターとして勤務し別企業へ転職

こんな感じです。

社会人人生はスタートアップ企業で過ごした期間が長く、私が在籍したスタートアップは、最小の社員数が3人(社長を含めて4人)という時期がありました。

なので、かなりリアルな?生々しいスタートアップ転職の実態をお伝えできると思います。

さて本題はここからです。

スタートアップに転職するメリットとは?

スタートアップに転職するメリット

私は大企業からスタートアップに転職しましたが、次のようなメリットがありました。

チャレンジングな環境で働ける

スタートアップで働くと、何もしていなくてもチャレンジの機会が巡ってきました。というより毎日がチャレンジの連続でした。

一般的な企業にあるようなマニュアルや業務フローがない状態で、ゼロベースで仕事をすることも多く、新しいアイディアを考えたり、実行したりすることが求められます。

また、リソースが少ないことから自分の専門外の仕事をすることも多かったです。

そのため、自分の考えやスキルを伸ばすチャンスがたくさんあり、おのずと成長していきました。

大企業にいた頃は毎日が退屈で、まさに社会の歯車でしたが、スタートアップに転職してからは毎日がワクワクしましたし、仕事が楽しくなりました。

柔軟な働き方や自己表現の機会が多い

スタートアップ企業での働き方は柔軟で、自己表現の機会が豊富です。

これは単にリモートワークができるとか、フレックスタイム制度があるとかそういうものではなく、大企業にあるような定型的な業務プロセスや役割がなく、自分のアイディアや意見を積極的に提案できる環境が広がっているという意味です。

大企業では、仕事のやり方や役割があらかじめ決められていることが多いけれど、スタートアップでは自分のアイデアを実行する柔軟性があるんです。そうした柔軟性は、自己表現や創造性を伸ばすチャンスでもあります。

自分の考えやアプローチを実際の業務に反映させることができるのは、大企業出身の私にはプラスでした。自分らしく、より自由に働く機会が与えられるのがスタートアップの魅力です。

裁量が大きい

なんといってもスタートアップに転職するメリットは、裁量の大きさです。

スタートアップで働いていたときは、自分のアイディアや意見が、自社のサービスに取り入れられるチャンスが多くありました。

スタートアップで働くと、企業の方向性や製品開発に直接関与できることが特徴です。

裁量の大きさははイコール責任の大きさだと考えていますが、責任がある分、自社のサービスやクライアントのことを真剣に考えましたし、成長の原動力でもありました。

これは大企業で働いている頃にはなかった感覚です。

仕事の達成感や充実感を得られるというメリットがあります。

スタートアップでのデメリットと後悔したこと

スタートアップ企業に転職するデメリット

一方で、スタートアップへの転職にはデメリットもつきものです。

ここかたら、私が感じた後悔を交えながらデメリットを紹介します。

スタートアップは不安定であること

スタートアップへの転職を考えている人なら誰もが知っているとは思いますが、とにかく不安定な組織です。

スタートアップ企業は市場変動や資金調達に左右されやすく、企業が存続しないリスクがあります。

たとえば、自分の失注が赤字を招き、企業自体が潰れてしまう、という可能性があります。もちろん大企業にも倒産のリスクがありますが、スタートアップ企業はよりハイリスクです。

将来のキャリアプランを考えながら長期間働きたいと考えている人や、仕事の安定性を求める人にとってデメリットだといえます。

ワークライフバランス

スタートアップ企業の多くは、限られたリソースでたくさんの仕事を回していることがあります。

企業によっては、長時間労働や責任が重い業務へのプレッシャーがかかることがあります。これは仕事とプライベートのバランスを取るのが難しくなる一因となります。

ただし、すべてのスタートアップ企業が残業まみれのいわゆるブラック企業というわけではありません。

実際に私は、仕事に慣れてからは定時で退社することが多かったですし、働き方に関してブラックだと思ったことはありませんでした。

待遇や福利厚生

スタートアップ企業では、一般的に大企業に比べて福利厚生が限られることがあります。また、給与や社会保険、健康保険、退職金制度などの制度が大手企業と比べて整っていないことが多いです。

たとえば、産後産休休暇制度がない(取得した人がいない)、有給休暇制度が整っていないなどがあります。

実際に私がいた企業は、出産をした人やママさんがいないため、産休や育休の制度はあっても使った実例がありませんでしたし、不安がいっぱいでした。(出産前に転職しましたが。)

ただし、私が在籍したスタートアップは年々福利厚生がが充実していったので、企業によっては社員の声で変化することもあるかもしれません。

待遇や福利厚生はどうしても大企業と比べると劣ってしまうのがデメリットだといえるでしょう。

私の経験から見たスタートアップ転職のリアルな側面

スタートアップに転職するリアルな側面

実際に私がスタートアップに転職しての経験をまとめて紹介します。

スタートアップでの成功と後悔した点

スタートアップに転職してよかったことは、自分の成長に繋がったことです。

スタートアップで過ごした5年で得たスキルや知識が多く、もしあのまま転職せずに大企業にいたらここまでの成長はできなかったと思います。

Webという新しい世界を開くことができ、また自身で考えビジネスを動かすことを身につけられたのは成功だと思います。

ただし、もし大企業にそのまま居たら今より年収が上がっていたかもしれない、昇進していたかもしれない、と考えることはあります。大企業の社員という肩書を捨てたことは少し後悔しています。

スタートアップへの転職って簡単?

これは転職先のスタートアップ企業によると思います。

私が転職したスタートアップ企業は、私が当時若かったこともあり、未経験の状態でもバイタリティややる気で採用してくれました。

しかしかなりレアなケースだと思います。リソースが限られているスタートアップ企業は即戦力を求めていることも多いので、誰でも簡単に転職できるとは思わないほうがよいでしょう。

以下は私がスタートアップに転職した際に使用した求人媒体です。いくつか登録しておくと、たくさんの求人がチェックできます。

doda

マイナビジョブ20's

 スタートアップ企業への転職を考える人へのアドバイス

転職先としてスタートアップ企業を選ぶ際は、企業のサービス内容や業務内容はもちろんですが、働いている人や社風をしっかり見ることが大事です。

スタートアップ企業は人数が少ないケースがあるため、社員一人ひとりの距離が近くなったり、関わる機会が多くなったりします。

職場は人で決まる、というのは私も実感しました。正直に言うと、スタートアップ企業は同僚や上司が良い人だから5年も働けたというのがあります。

なので、人をしっかり見ておきましょう。

あとスタートアップ企業だからといって、きらきらした世界を想像するのはやめましょう。スタートアップ企業は大企業と比べると自由で裁量がありますが、実際は泥臭く必死に働くことになります。

リスクも考えたうえで、転職を決めましょう。

自分の成長につながるスタートアップ転職

今回は私のスタートアップへの転職の経験談を交えながら、スタートアップに転職するメリットやデメリットを紹介しました。

転職には不安がつきまとうものですが、最後に決めるのは自分です。後悔しないようにどうかたくさん悩んで、自身の人生を豊かにする転職にしてください!